ゴールデンナイヤガラと言う葡萄を食べたことが無かったので参加してみました。緑のナイヤガラはなじみがあるのですが・・・。
とはいっても、それだけではつまらないので、諏訪市で温泉と美味しいお昼ごはんもいただきます。
白ワインを飲みながらお昼をいただき、宿の最上階にあるお風呂に向かう。

朱白は、諏訪では唯一2つの色の温泉に入ることができるのだ。赤いお湯と透明なお湯で、内風呂がこの日は赤湯でした。


ゆで卵体験はいつでもできるそうです。
足湯も有りました。

明治6年岡谷で製糸業をおこし、大成功をおさめた片倉組の中でシルクエンペラーと称された2代目の片倉兼太郎が、欧米への視察旅行から帰国後、福祉施設が充実していることに感銘を受け、地元にこのような施設を作りたいと考え、片倉同族の有志より基金を募り、温泉施設を備えた文化福祉施設を建設した。1928年に完成した片倉館は、現在もほぼそのままの姿で残っています。
設計者は、森山松之助が手掛けている。
手前の池も当時のもので、建物同様重要文化財に指定されています。

高い煙突が特徴的です。
誰でも入浴できるのですが、この日はもう温泉に入ってきたのでパスしました。立湯でステンドグラス、彫刻などが施されている。1000人はがいることができた。
廊下でつながってもう1つの建物がある。こちらは舞台月の大広間などが有ります。

廊下。
建物模型
壁面のレリーフも凝ったものです。
このクマは、建物の守り神だそうです。
靖国に奉納されたという大きな狛犬は、玄関に置かれていました。










2階にある大広間。200畳の舞台付きです。舞台に近い方の天井は、折あげ格天井になっています。
1階の突き当りには、畳敷きの中広間がある。右側の畳が、規格のものよりかなり長い。
真ん中の書は、東郷平八郎の書で落成祝いに送られた。


窓は、上げ下げ窓で、シャンデリアも当時のものだ。

真ん中の書は、東郷平八郎の書で落成祝いに送られた。

書院造りになっている。
隣の和室にも、落成祝いに送られたという中村不折や犬養毅の書が有りました。
中村不折。


中村不折。

向かい側には、諏訪市立美術館があるのですが、この日は休館日でした。
バスに乗って、塩尻に移動。農園で、ゴールデンナイヤガラを味わう。独特の香りがあたりに広がる。かなり甘くて渋みはない。シャインマスカットとゴールデンナイヤガラを持ち帰りました。
