2021年06月27日 羅臼、風連湖あたりの花 目についた花を撮ってみました。珍しくないかもしれませんが、皆花が小さくて可愛いです。 名前わかんないんですよね。 菜の花ではない。 サクラソウだと思うおですが、丈も花も大きい。 庭で咲いていましたが、綺麗なので撮らせていただきました。 車石の岬で、 オオバナノエンレイソウ、普通は花弁が3枚。 たまにこのように4枚のものもあります。 風連湖あたりで
2021年06月26日 根室車石から野付半島へ 袋角のエゾシカ達 ラッコが見たいというリクエストで、ひょっとしたらと根室の車石まで足を延ばしてくれました。が、あいにくの霧で見通しが効かず。ラッコは、穏やかな海でプカリプカリと浮いているのかと思ったのですが、どうもそうではなくて、波の厳しい断崖の下の近辺を好むらしい。 一時は、北海道でも全然見かけなくなってしまったが、近年は、ロシアの方から南下してきて生息数が増えてきているらしい。機会があったら是非、野生のラッコにあいたいものだ。 花咲灯台。 柱状節理や放射状節理が見られます。 放射状節理は車石とも呼ばれ、大きさは世界でも例を見ないものらしく、国の天然記念物に指定されてます。球状の岩体をしていて、輪切りにすると車輪状構造となる所から車石と呼ばれている。 この後は風連湖のほとりにある宿にチェックイン。私は、くじ引きの結果コンテナハウスになってしまった。コンテナハウスには初めて入ったのだが、結構広くて6畳くらいはあるのでは・・・。バスタブはないがシャワー・トイレ、電子レンジ、冷蔵庫、テレビ、エアコン、ストーブ、洗面台はそろっていて、結構快適でした。ただ真冬には、どうですかねえ・・・。 レストランからは、食事をしながら湖に沈む夕日が見られました。 翌朝、運が良ければタンチョウがやってくると聞いていたのだが、その姿を見ることはなかった。霧の朝でしたが、近くの野鳥の小道を散歩してみました。 風連湖は、霧で全然見えない。 9時ホテルを出発。野付半島を目指す。ここでもタンチョウを探しましたが見つけることはできず。結局初日の2羽だけという結果でした。 オジロワシは、3つのカップルを見かけたが、いずれも遠く、ガスの中では見通しが効きません。 沢山の姿を見せてくれたのは、若いオス鹿の群れでした。大人の強いオスは、メスと繁殖をするために群れを出るのですが、そうではないオスたちは群れで行動するのだそうです。 ハマナスの新芽を黙々と食べている。 道路を渡るようです。 トドワラやナラワラの風景が広がっています。 飛行機が、減便になってしまったので、解散の時間が早まってしまい、此処で時間切れです。空港のレストランが閉まっているかもしれないというのでコンビニにより、お昼ごはんを調達。 札幌経由で戻って来ました。 中標津から千歳へ向かう時下に見えていたダム。ダムを上空から見る事はあまりないので、写真を撮ってみました。 沢山の動物に出会うことができて幸せな旅でした。
2021年06月25日 知床半島に暮らすクマ達…目の前を横断! クマゲラを見に行った時、峠から見た国後島。想像していたより近い。昔、納沙布岬に行った時、歯舞がすぐそこに見えたことを思い出した。 羅臼岳もすぐそこだ。 観察をした帰り、脇道から本道に出たところで、藪の中にクマがいるのに気が付く。 車を停めてみていたらこちらに近づいてきた。ずんずん近づいてくるではないか。 そしてこちらを見ることもせず、ゆうゆうと道路を渡ってまた藪の中に消えて行った。 そして、翌日は、小さな船に乗って半島に住むクマ達を海側から観察するために、相泊という港まで向かった。 そこに居た1つがいのオジロワシ。時々カラスに追っかけられていたりする。本気を出したらワシの方が強いだろうにね。 渡し船に、椅子をのせただけの様な船に乗り込みます。港を出てすぐ、崖の上にヒグマを発見。急斜面の下の方には、3人位男性がいて何やら言っている。怖くはないのか?どうやら人家があるので、追っ払おうとしているようだ。クマの方は、気にするでもなく食事を続けている。 船は、その気になると結構スピードが出る。波とぶつかって水しぶきがかかったりするので油断ができません。 それにしても今日も天気がいい。断層がくっきり見えてすごく魅力的だ。 海岸線には、所々に番屋があって、コンブ漁の時などに使うようだ。そして、クマ達もサケの産卵期には、海岸に出て来てそれらを狙うのだが、今の時期は、海岸まで降りてくることはあまりなさそうだ。 それにしても結構な斜面だと思うのだが、フキを食べているのかな。 滝が見えてきた。名前はあるのだろうか?陸地からは見えず、海からしか見えないのだろうな。 2つ並ぶと、 灯台が見えてきた。岬まで来たようだ。 船は、此処で戻る。これまでに、親子グマも見てはいるが、遠すぎてカメラで撮れていない。帰りには、少しでも近くで見られると良いのだが・・・。 すると、さっきは半島の一番上を歩いていた親子たちが下ってきているではないか。母親は、月齢の違う子供を3頭連れているようだ。 1頭がずんずん先に進んでいく。母親は、最後の子供がついてくるかちゃんと待っている。 そして、もう1組親子連れのクマさん発見。こちらは子供が2頭だ。 これを書いていると、テレビでは、町に現れたクマを射殺したというニュースが流れていた。
2021年06月24日 羅臼の町の朝 羅臼の町には、3泊した。そのうちの1泊はシマフクロウの宿で、町の外れでしたが、2泊した「サライ」は、海沿いの町の中心にあったので、2日間とも散歩してみた。 町から見た羅臼岳。 女性の方が、干物を作っていました。そばからカモメが虎視眈々と狙っています。カモメは結構悪さをするので用心だそうです。 と、キタキツネまでやって来て、 国道沿いには、道の駅も有ります。今回はお昼は自由食でしたので、3回目のお昼はここのホッケハンバーガーをいただきました。 北の国からのロケで使われた番屋らしい。私は、見たことが無いのですが、ロケ地めぐりの方もいらっしゃるそうです。 3日目の朝の海は素晴らしかった。まるで舞台を見ているようです。国後を背景に漁船と海と太陽が織りなす舞台でした。 この舞台を見た後、散歩に出かけました。昨日とは違う方向だ。 お寺さんで、 お寺には、私より先客がいました。逃げるでもなく、草を黙々と食べていた。 羅臼の官庁街を抜けていくと、羅臼神宮。 ご利益のあるお水なのでしょうか? ここにも北の国からのロケ地があります。 4時半頃から動いているのですから、お腹もすきます。
2021年06月23日 シャチ・しゃち・シャチ三昧な日 今日は、お天気が良さそうだ。 きちんと並んだ漁船。 港は漁船と、観光船の使える時間が分けられていて、9時前には観光船は使えないことになっているらしいが、この日は昨日よりも早く出航することができた。チャーター船なので、そこは気楽です。 羅臼港 走りだしてすぐにシャチに遭遇。ラッキー! シャチは好きな方向に泳ぐのでその度に並行してくれます。 もう1艘、大きな観光船も走っていました。しばらく一緒に走っていましたが、あちらは定期観光なのでそのうちにいなくなり、後は我々の船だけです。 ときどき海のなかでおなかが白くみえたりする。これは授乳しているのかもしれないとの事。 気まぐれな彼らは、突然船の下にもぐったりします。手を伸ばすと届きそうだ。 これは5頭くらいの家族だ。群れの中にはオスはいなくて、離れた場所にいるらしい。 息継ぎの音もばっちり聞こえる。 知床の山々をバックに泳ぐシャチは、美しすぎる。 まっすぐこちらに向かって来ます。 呼吸の為の穴がしっかり見える。 あそんでくれてありがとう。一生忘れません。
2021年06月22日 ミズナギドリ、クマゲラの親子 9時に、クルーズ船に乗り込み湾内のシャチや水鳥を探す。 ここ数日、誰もシャチを見ていないという。雨は降ってはいないが、ドン曇りで寒い。きょうは、6時間ほど海の上にいることになる。狭いが船室も有るしトイレも有る。 午前中は、生き物の姿は全くなし。船長さん同士の会話「この海、生き物は全くいないべ」「運の悪い人は、運の悪い時に来るんだよね」などと言った会話が耳に飛び込んでくる。 ようやくミズナギドリの小さな群れに遭遇。昨年も参加した人の話を聞くと、「全然シャチの姿はみれなかった。でもミズナギドリは、もっと大群だったよ」と。今年は、鳥にも見放されたかなあ! この茶色い鳥は、1羽だけで飛んでいた。クロシアホウドリというらしい。 もう引き返そうと船首の向きを変えたところに、シャチを見たという情報が入ってきた。あわてて、半島の先を目指す。とうとう知床半島の先まで来てしまった。シャチは何処に? その時、現れました。そして船に寄り添うように、ずっと泳いでくれる。ジャンプして上半身を見せてくれたり、引っ繰り返って白いお腹を見せてくれたりと、一緒に遊んでくれる。最初は、カメラで撮ろうと必死でしたが、寒いし、ちゃんと見たいので写真は明日撮ることにして、頭が満腹になるくらいシャチの姿を追う。シャチが離れて行った頃には、寒くて震えるほどでした。それに揺れる事、酔い止めを飲んでおいて正解でした。 この写真は、添乗員さんが撮ってくれていた写真です。 港に戻り、一旦ホテルに帰ってトイレなどを済ませたあと、知床5湖の方まで行ってみるという。昨日クマの親子の目撃談があったので、探しに行くという。 ところが、クマは全然見つからず、帰ろうとしていた時、何とクマゲラの巣を発見。サブの添乗員さんは、鳥の専門家だったので、鳴き声を聞き探してくれたのだ。 私はクマゲラは、名前は知っているが見るのは初めてです。 旅立つ前のヒナの様で、半分体を乗り出していました。 頭の赤いところで、オスとメスを見分ける。これはオス。盛んに泣いて親を呼ぶ。 と、親が飛んできました。ヒナはますます激しくなく。 奥の方まで顔を突っ込んでいる。 子供のくちばしに餌を与えているのがわかる。 あまり、此処にいて親に警戒をさせるのも問題なので、今日ここで退散です。 で、翌日もシャチのクルーズの後やって来ました。ここからは翌日の写真です。顔を見せてくれたのは、メスの様だ。 さっそく親がやって来ましたが、直ぐに離れてしまった。 2羽同時に顔を出した。この巣には、メスが1羽とオスが2羽いるようです。 遠くの方で、キタキツネが我々をじっと見てます。こちらに来たいのかもしれません。 この分だと、巣立ちもすぐかもしれません。 帰りには、鹿の親子、姉妹かも、にも会えました。鹿ってどうしてじっと見るのですかねえ。
2021年06月21日 タンチョウとシマフクロウ 今回の旅は、動物にあうことを目的とするもの。シマフクロウ、タンチョウ、シャチ、オジロワシ、キタキツネ、ミズナギドリなど。本来は、そこに落石湾のクルーズでケイマフリやエトピリカを探す工程も入っていたのだが、コロナの影響でクルーズ船が出なくなってしまったので、代りに羅臼にてヒグマの観察船に乗ることになった。 絶対にあいたいのは、シャチとシマフクロウ。シャチは、以前南極に行った時に、遠くから見たことが有るだけだし、シマフクロウは、今年の冬に予定していたのだが、トドとラッコと共にコロナの影響でツーアがとんでしまった! 集合は、中標津空港である。釧路は2回ほど利用したことが有るが、中標津は初めてでした。 飛行機の中から 2台の車に分乗していざ出発。今日は、シマフクロウを見ることができるという宿に泊まるのだが、そこまでは1時間ほどかかるそうだ。 町を抜けたところで、車が止まった。タンチョウだ。これはラッキーだ。脅かさないように遠くからカメラを向けます。当方、コンデジしか持っていないので、目いっぱいズームにするも、遠すぎてぶれまくり。 隅にいる茶色いものは、キタキツネです。 キタキツネはずんずん近づいてくるのだが、車のフレームが邪魔をしてままならない。乗っていた車の後部座席は、窓が開かないのだよ! 幸先がいいな。 宿は、シマフクロウが観察できるので有名らしい。夕食を食べた同じ場所で観察するもよし、部屋で観察するのもいいが、7時過ぎからしばらくは移動しないようにと言われた。 フクロウがやってくる川。1本の川に、1つがいが棲息しているらしい。 8時くらいに、オスがやって来てあっという間に去って行った。ここ最近は、早い時間はオスしかやって来ないそうだ。 魚を手にして飛んでいったので巣まではこんで行ったのだろうか。コンパクトデジカメをマニュアルにして撮影した。目では鮮やかに見えるのですが・・・。 魚を手にしています。 この後も粘ったのだが、根負け。私は、一足先に部屋に帰り、窓から見ていた。皆は、11時半頃まで粘っていたがこの日は現れず、結局眠ることにした。 夜中の2時。トイレに行きたくなった。便座に座っていると、「ホー、ホー」と聞こえる。これはもしかして近くにいるのでは・・。部屋に帰って、外を見るも何も変化なし。しかし「ホー、ホー」という声だけは聞こえる。念のためカメラをスタンバイして、外を見ると、バタバタと羽を小さくしてフクロウがやって来た。時計を見ると2時半でした。 今回はもう少しゆっくりと、石の上に止まっている。 魚を捕まえた。 口にくわえている。 魚は何処に行った? そして、闇の中に飛び立ってしまった。時間にして、1分ちょっと、あまり現実感の無い時間でした。音が全然しないのだ。羽音も・・・。 トイレに行ったおかげで、2回目を見ることができて神様に感謝です。 眠れるかなあと思いながら布団に入る。北の夜明けは早い。しかも最東端に近いのだからなおさら早い。 3時すぎると明るくなって来て、3時半にはもうすっかり明るくなってしまった。こうなると眠れません。布団の中でごろごろしていたのだが、5時にはそれも限界。起きました。6時前には皆も外に出て来て、野鳥の観察をしている。私も支度をして、その辺をウロウロしよう。