朝ぶろに入る。お客さんは、どうやら我々だけみたい。
部屋の外を見ると、起きた時には快晴だったのに、霧が出てきた。 山は大丈夫だろうか?
辺りを少し散歩してみました。
宿の前で
少し歩くと足湯らしきものがあった。
この紅葉の葉っぱ何だか変です。真ん中が白くなっている。

1時間ほど歩いて、宿に戻ると朝ご飯が待っていました。名物の貝焼がでました。帆立の貝殻を器にして、煮たてたもので、卵を割り入れていただきました。
岩木山に向かうスカイラインはここからすぐなので、ガイドさんとは宿で待ち合わせです。
津軽岩木スカイラインは、青森県で初めての有料道路として、昭和48年に開通した。
嶽温泉の有るこの辺りから、岩木山8合目までカーブが69あります。この数は、偶然ではなくて、岩➡ロック➡69とのこと。
料金所前は、混んでいました。駐車場も、早い時間なのに混んでいて、やはり連休の影響がありそうです。しかも、この後、小学生の団体がバス4台でやってくるというので、それまでには、下山したいところなのですが・・・・。
リフトに乗って

9合目に到着。ここから、歩いて山頂を目指します。山肌にへばりつくように、岩が並んでいて、這いつくばって登って行くのがベターだとアドバイスがありました。ここで2人が、リタイア。鳥の海火口で引き返すことになりました。登頂するのは、2人だけになってしまった。
岩木山は、標高1625mで青森県最高峰である。その山容から津軽富士とも呼ばれる。古くから山岳信仰の対象とされており、山頂には、岩木山神社の奥の宮があります。
鳥の海火口。白く見えているのは雪渓です。


岩の連なっている所を登って行きます。

30分ほどで登頂。やったーという感じ。

三角点があった。

あいにく雲がとれなくて、視界はあまり良くなく、海は見えず。9合目のリフト駅です。

白神山地がみえました。

下りは慎重に、でもやはり登るよりは楽だ。

宿の前で、ガイドさんと別れ、我々は日本海側に出て深浦の方に向かいました。目的は、北金ヶ沢の大イチョウです。木、一本で森の様相を見せていました。


根元を見ると、まるでガジュマルの様です。

そしてお昼ごはんは、深浦町の一押し「深浦マグロステーキ丼」を提供しているお店に入りましたが、女性3人は、なぜか注文せず。青森でマグロといえば、大間と思っていたのですが、深浦も有名なのでしょうか?写真だけ撮らせていただきました。
そして、この旅の最後は、青森ヒバの大木「12本ヤスの木」に会いに行きます。途中、ブサカワイイということで一躍有名になったわさおの家の前を通るというので、よってもらいました。飼い主の女性の方も無くなり、わさおも天国に行ってしまいましたが、ちょめが後を引き継いで、鯵ヶ沢駅の観光駅長に任命されたそうです。
この日は暑いので、ぐったりなちょめでした。

ここからが、少々大変でした。ドライバーさんは、まだ一度も12本ヤスに行ったことがないといい、途中で怪しくなってきました。で、添乗員さんが、グーグルマップで案内をするのだが、ここを進んでいいの?という感じの細い道が続き、道を間違えたりもした。
タバコ畑の中を進み、舗装されていない道を抜け、ようやく到着です。

ヤスというのがよくわからなかったのですが、先が別れていて魚をつく道具だそうです。ヒバ(アスナロ)の巨木というのを、初めて見ました。針葉樹がこのような特異な形になるのは、珍しいのではないでしょうか?


上の方はこんな感じ。

帰りに、タバコ畑で写真撮影。最近タバコ畑は、見かけなくなった気がする。

解散は、新青森駅ということで、駅に向かう。私は、飛行機で帰るので引き続きタクシーで送ってもらいました。
帰りの飛行機から、北アルプスが見えました。

涼しいと思っていた東北ですが、とんでもない暑さが続いた旅でした。
元々、巨木が好きで、機会があれば訪れていたのですが、一度にたくさんの巨木にあえて本当に楽しかった。又、どこかの巨木に会いに行きたいです。