最近、注目を浴びるようになってきた斎王の都である斎宮。
明和町には、その後が発掘され再現されています。
古代から、天皇に代わって伊勢神宮のアマテラスオオミカミに仕えた斎王の都は、伊勢神宮領の入り口に位置し、都さながらの雅な暮らしを営んでいたといわれている。
出土したものが展示されている博物館や、当時の暮らしを体験できる体験館、斎宮跡などがありますが、月曜定休なので、外観からしか見ることができなかったのが残念でした。
古代から続いていた斎王の都でしたが、応仁の乱などにより都が荒れるといつしか、顧みられなくなり、500年以上もの長い間人々の記憶からも忘れ去られ、地元の方々によって、ひそかに言い伝えられてきたという。
近くには、後醍醐天皇の孫で、斎王を務め、斎宮で亡くなっている、「隆子女王の墓」もありました。宮内庁が管理をしているということで、静かな雰囲気です。
墓の前には、歴史を感じさせる一般の方々の墓らしきものもあります。
斎宮跡には観光案内所もありますし、近鉄の駅もすぐそば。
復元された建物。
こんな感じになっていたらしい。
10分の一サイズ。
体験館の建物。
菜の花やたんぽぽの咲いている中をゆっくり歩いて、斎王の森へとやってきた。
斎王の宮殿があったと言い伝えられていてシンボル的な森として地元の方々に守られてきたという。