好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:兵庫県 > 神戸

 
 ダイニング。建具内装の仕上げ剤は当初のものが使われているとある。キッチンはなく、別の場所から運んできたいた。
 
 
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 武藤邸から見た明石大橋。
 
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 応接室。女性らしいファブリックだ。ランプなども当時のもの。これくらいの明るさだったのだと再認識。
 
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こちらが本来の玄関か。家具の鏡に2階に通じる階段にあるステンドグラスが写っている。
 
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 次は、ここから歩いて10分ほどの旧木下家住宅に向かいます。
昭和16年完成した数奇屋造り近代和風住宅だ。阪神・淡路の大震災以降、どんどん姿を消していってしまう中で、創建時の構えをほぼ残す貴重な建物だという。
 前庭、中庭、後庭に土蔵・納屋・使用人室なども残っている。
 
 ちょっと高いところにあるので高架の電車が庭先を走っていく感じがする。
 
 
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 前庭から見た母屋と書院。
 
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 書院。
 
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 屋敷周りの小石の色を変えているのが景色になっている。
 
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 エレベーターで上がっていくと瓦屋根の並びと土蔵が見えるようになっている。
 
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 家の中も見学でき、どこでもゆっくり座ってくつろいで下さいねと声かけられました。
ストーブが暖かくて・・・・
 
 茶室から中庭を見たところ。
 
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 サンルーム。昔風に言う縁側ですか。船底天井と仕切りの形がいいな。
 
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 格子がきれいな書院。数奇屋造りになっている。
 
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 欄間部分。当時としてはずいぶん斬新な模様のような気がする。
 
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 時計を見ると2時を回っている。動物園に行こうか迷う。というのも天気が良くなく寒いのだ。
 
 迷った挙句、ポートライナーに乗って神戸空港に行ってみることにした。乗り物好き、飛行機好きの私向きかなと・・・。
 快速と新快速を乗り継いで三宮に向かう。
 
 今はIC乗車券を持っていれば切符を買わなくても済むので本当に楽ちんです。ポートライナーもICで乗れました。
 
 15分ほどで空港に到着した。日本中が荒れているのか到着便の遅延の知らせが何度もアナウンスされている。スカイマークが多いようだ。
 たこ焼きでおなかを満たした後展望デッキに出てみた。
 
 
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 すれ違ったポートライナー。乗っていると写真が撮れない(+_+)
 
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 大きなマンションや病院・ホテル店舗もあるので大勢の人が乗ってくる。始発駅では人がほとんどいなくても三宮に着くころには満員になっていました。
 
 今度は阪神に乗り換えて西宮まで行く。いつも話題になるえびす神社を見てみたかったのと、酒蔵巡りが目的だが、酒蔵の方は時間は時間だからだめかも・・・・。外観だけでも見て雰囲気を味わいたい。
 
 西宮の駅からは、燈籠に沿って歩けば神社はすぐでした。
でも想像していたより狭くてこんな狭いところにあれほどの人が集まってきているのだと感心してしまった。
 
 築地塀。地震の際全部倒れたそうだが、綺麗に修復された。こういう土塀はほとんど残っていないのだそうです。なので重要文化財とありました。燈籠も青銅製で素敵だ。
 
 
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 赤門をくぐって私も本殿に向かってみます。

 
 以前から頭の片隅に気になっている場所がある。
「孫文記念館」だ。
 
 とはいってもそこだけを目当てに訪れるほどの事も無い。
 
 でなかなか行けずに何年も過ぎてしまっていた。神戸には、地震の前も後も何度か訪れているのに・・・・。
 記念館のある場所は、神戸より明石市に近いのだ。
 
 ところが14日予定していたバスツアーが、人数が集まらずキャンセルになってしまい、ぽっかりと時間が空いてしまったのだ。
 で、ここと他の場所も訪れてみようといくつか候補をあげてみる。逸翁美術館、王子動物園、明石市、西宮市、芦屋、尼崎などの沿線の街など・・・・。
 
 芦屋は何度か行っているのでパス。明石、池田はちょっと遠い。
結局西宮、動物園、神戸空港、スカイビルの宮中庭園のうちから時間と相談して行けそうなところをい訪れることにして、高速バスで梅田まで向かった。
 
 新神戸まで新幹線で行けば早いのだが料金が高い。一番安い高速バスが梅田行きだったのだ。
 
 バスターミナルは、スカイビルにあるので宮中庭園に夜景を見る場合土地勘もできるし・・・。
 
 スカイビルから、新しくなった大阪駅までは10分くらいかなあ。関西空港に行くときは通り過ぎるだけなので、新しくなってからは初めて訪れた。
 
 まずは、快速で目指す舞子まで向かう。舞子までは45分ほどかかり、到着した時には既にお昼になっていた。
 
 兵庫県立都市公園として整備が進み見違えるようになっている。
明石大橋は、阪神淡路大震災後の1998年に完成している。着工は1988年とあるから震災に遭遇しているのだが、工事のやり直しをすることも無く手直しは必要だったものの、無事完成のこぎつけた。
 
 ずいぶん前に、この駅から高速バスに乗って淡路島に渡った事は有るのだが、その時はまだ公園の整備は進んでいなかった。
 
 駅を降りると目の前に橋が見える。こうして下から橋をみるとすごい迫力で、人間て本当に何でも作ってしまうんだなあと感心してしまう。
 
 
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 瀬戸内海は、船の往来の多いところなので大きさがいろいろの船がひっきりなしに通過している。
 
 舞子海上プロムナードからは、橋の下を実際に歩くことができるという。高いところ大好きなので早速入場してみます。
 
 エレベーターで一気に8階まで上る。透明なガラスからは海がのぞける。
 
 
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 橋を渡るのは車だけでなく、水道やいくつかのケーブルも渡っているのだ。
点検道が見える。
 
 
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 橋の下を猛スピードで通過する船。
 
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 これから訪れる孫文記念館を上から見たところ。6角形の建物は移情閣といい重要文化財に指定されている。
 記念館の左後方にある建物は、旧武藤山治邸でこちらも1907年に建てられたものをこちらに復元移築したものだ。こちらは、登録有形文化財である。
 
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  せっかくだから橋の科学館の見学もしてみよう。お客は私1人だけでした。
これがつり橋のロープを引っ張っているアンカーの模型。
 
 
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 橋の長さ3911m、中央支間長は1991mで世界一です。無人のカメらを自分で動かして今の様子を見ることができる。
 
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 孫文記念館までやってきました。建物は、神戸の中国人実業家呉錦堂の別荘が前身で、1915年別荘の東側に「移情閣」が建てられた。
 革命か孫文とこの別荘「松海別荘」のかかわりは、孫文が神戸に来た時の歓迎会の会場になった時に始まる。
 その後、1983年兵庫県に譲渡され、孫文生誕の日に「孫文中山記念館」として公開に至った。
橋の建設に伴い解体移転してここに至った。
 
 
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 中には、写真や書などの展示と呉錦堂に関するものなどがある。
 
 天井。龍の彫り物がある。周りを額に入ったいくつもの書が取り囲んでいるが1つも読めない(+_+)
 
 
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 2階に通じる階段。大正時代の雰囲気満載です。
 
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 型押の壁紙。当時のものを復元しました。
 
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 2階の天井。同じようにみえるがこちらはボタンの花と鳳凰の彫刻になっている。
 
 
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 これは、孫文と宋慶齢の結婚式の時に夫人が着用した衣装だ。
 
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 明石大橋と記念館。このころになると空があやしくなってきた。寒い。
 
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 雨宿りを兼ねて旧武藤邸に駆け込んだ。あわてていたので外観をカメラにおさめそこなってしまい、これはパンフレットの写真です。
 
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 1907年建設の木造2階建ての洋館だ。円形バルコニー、スレートぶきの屋根が特徴。
別荘のあとは、鐘紡に寄贈され会社の福利厚生施設として利用されてきた。
 ここもやはり明石大橋建設の関係で移設されたが、兵庫県への寄贈をきっかけにここへ移転復元された。
 
 入ってみましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 3月のシリア・ヨルダンの旅で知り合った方が、誘ってくださったので神戸へ押しかけてしまいました。


 10時ちょっと前の新幹線で、新大阪まで行き、在来線に乗り換えて三宮に着いたのが、11時半頃でした。新神戸まで行くと、ちょっとだけ高くつくし、時間もそんなに変わらないのでケチってしまいました。(*^_^*)

 お昼は、カウンターでのてんぷらを御馳走していただき、昼間からワインも・・・・。

 その後お宅に伺いました。震災で、家が全壊状態になってい待ったので、新しく建て直しをされたとのことでした。

 今回伺ったのは、その方の持っていらっしゃる絵画コレクションを見せていただくためです。

 想像していたより、立派なものでしたので本当に楽しい時間を過ごさせていただくことができました。

 青木繁のデッサンや、小磯良平のパステル画、小出楢重のガラス絵といったものや、村山カイタ・長谷川利行・須田国太郎・坂本繁二郎・熊谷守一・藤島といった人々の油絵・・・

 ちょっとした個人美術館みたいでした。

 それを手にとってみられるわけですから、うれしかったです。


 帰りには、ルミナリエに連れて行ってくださいました。開催から2日目とあってそんなに混雑もしていなくて、ラッキーでした。

 本当にお世話になりましたm(__)m

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