もう少し散策を続ける。
もとは書店だったお菓子屋さん。

お蕎麦屋さんと呉服店。右手の蕎麦屋さんは、明治33年の建築とある。

こちらはカフェになっていました。氷の季節なんですね。

NIPPONIAホテル。
町全体をホテルとみなして、食事や宿泊を楽しむのがコンセプトらしいです。この暖簾が目印でしょうか。

酒蔵も2件ほどあり、見学もできるようになっていたが、こちらはパス。
この立派な黒い塀のお宅は、清宮秀堅のお宅で、現在も住んでおられるので外から眺めるだけ。

利根川の水運で発展した名残の与倉屋大土蔵、屋根が連なっている。壁を電線が伝っている。

ここからちょっと町を外れて歩いていくと、山車庫が有った。このような庫はあちこちに点在している。

階段がまっすぐ伸びている諏訪神社。数えてみると200は無かった。

登っても上には、本殿が有るだけで見晴らしも利かず、あっという間に下ってきてしまう。
次の列車までの時間、両総用水の揚水場まで行ってみることにした。
10分ほど歩く。

両総用水とは、利根川流域の水害と九十九里辺の干害を解決するために、故十枝雄三氏と故坂本斉一氏が政府に働きかけ、昭和18年に事業化、国が幹線用水路を、県が支線用水路を建設したものだ。
全国でも、10指に入る大規模揚水なんですって!

思っていたより素晴らしかった佐原でした。