好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:京都府 > 2022年~2023年の京都奈良の旅


 今日の朝食は、1階のバイキング。 

 今朝も出発までの時間を利用して、東寺まで行ってきました。ここも歩いて15分ほどか。

  御影堂
東寺


 美しいお庭
東寺。

 金堂
金堂。


 東寺は、唯一残る平安京の遺構だという。平安遷都とともに建立された寺は、官寺、国立の寺院でした。その寺院を、嵯峨天皇は、唐で新しい仏教を学んできた弘法大師に託したのだ。

 五重塔の高さは、55m。新幹線の中からもよく見えるのでおなじみです。普段は、非公開ですが、特別公開時には中に入れます。
五重塔


  9時にバスはホテルを出た。今日はなんとバスガイドさんが、同行してくれました。

  宇治市に入り、平等院を見学。今日は、鳳凰堂の中にも入場することができた。前回は残念ながら時間の関係で、外観と鳳翔館を見て帰ったのだ。

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平等院鳳凰堂


阿字池


 阿弥陀如来
阿弥陀如来


  宇治といえば抹茶、福寿園で、ソフトクリームを買う。

  夏には鵜飼いでにぎわう宇治川。
宇治川


  昼過ぎには、奈良に到着。奈良市内は、結構人出があり、バスはスムーズに進めない。ホテルに入り、チェックインしてから、歩いて、今日のお昼をいただく「うな菊」さんへ向かった。

  ここも登録文化財の建物でした。
うな菊


  相のせ重。白焼きとかば焼きが入っていました。私は、ウナギが得意ではない。それでも、白焼きは、いけた。
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 全員でそろって食事をするのは、この食事が最後というので、旅行社から、ドリンクがサービスされた。このクラフトビールは、コリアンダーが入っていて、とてもすっきりとおいしかったです。
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  食事が終われば、解散。我々は、奈良国立博物館に行ってみた。

 
奈良国立博bjつ間


  企画展、「春日大社 若宮国宝展」を見たのだが、広いので2時間以上かかり、最後の方は、くたびれてしまった。

  この金剛力士像は、唯一写真撮影が許されていたものです。阿吽。
金剛力士像


  阿のほうですかね。
阿像


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  出てきたころには薄暗くなっていたが、東大寺まで行ってみた。鹿もすっかりいなくなっていて、急に寂しくなってきて、何となく急ぎ足になってしまう。

  今日の夕食は、ずーっと、贅沢なものをいただいてきたので、コンビニで買ってきたもので済ませるつもり。

  近鉄奈良駅のローソンで買い物して戻ってきました。

  


 お東さんまで、ホテルから歩いて10分ほど。 

 時間があるので、今度はちゃんと建物内にも入ります。
京都タワーが見えている。

 
お東さんから見た京都タワー






 
お東さんへ

 鐘楼
東の鐘楼


 阿弥陀堂と御影堂。靴をもって上がります。今朝、西本願寺で、自分の靴をくたくたのサンダルと替えられてしまったと訴えている男性がいたのを思い出したからだ。
阿弥陀堂と御影堂


  木造建築の山門としては、世界最大級。木造建築の2重門しては、日本一の高さがあるという。
御影堂門


  お東さんから、まっすぐ東に進んだところに、国の名勝に措定されている「渉成園」があるので行ってみた。
  門の前に建つと、なんだかここも既視感がある。

  入場券を購入するときに、係の人に、「閉門まであと45分しかないですけれど、よろしいですか」と聞かれた。あ!ここやっぱり来たことがある。あの時も同じことを聞かれたわあ。
  とは言われても、今更やめるのも変だし覚えていなかったのだから、「はい大丈夫です」と答える。

  立派なパンフレットを片手にいざ園内へ。

渉成園


 高石垣。様々な形の石を組み合わせてある。
高石垣


  檜垣の灯篭。どうしてこの名がついたかは、判っていないそうです。
檜垣の灯篭


  傍花閣。階上には、四畳半の部屋があるそうです。ここから桜を眺めるといいだろうな。
傍花閣


  素人には、よくわからないのですが、これは、「塩釜の手水鉢」と呼ばれるもので、手水鉢の一形式として全国の庭園にある「塩釜の手水鉢」の手本となっているものだとのこと。渉成園の景物として最も重要なものなのだという。石造宝塔の塔身を転用したもので、鎌倉時代のものだと思われるとある。
塩釜の手水鉢


  印月池と侵雪橋。後ろのビルがなんとも残念ではある。
印月池と侵雪橋

  冬の日没は早いので、薄暗くなってきた。京都タワーのシルエットが池に映り込んでいた。
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 夕食は、祇園にある「花咲」という料亭です。
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 奥へ奥へと入っていく。
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 新年懐石をいただきます。紹介した以外にも、色々出てきて、すっかり満腹になってしまいました。
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 イセエビ付きです。
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 明日は、宇治の平等院を見学してから奈良へ向かいます。
  


 元旦の朝。ホテルの朝食会場は、4か所。どこに行こうか迷ったけれど、京都たん熊北店のお節料理にしました。 

  
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  お雑煮は丸餅の中に、小豆をゆでたものが3粒ほど入っています。

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  ツアーは、9時半出発なので、時間がありました。で、歩いてすぐの西本願寺へ行ってみることに。

  西本願寺手前の興正寺。本願寺さんには、何度も来ているのだけれど、ここのお寺さんにお参りするのは初めてでした。
興正寺


  経蔵
興正寺経蔵


  西本願寺さんの門。お正月気分が盛り上がります。
西本願寺


  重要文化財の鐘楼。
鐘楼


  唐門。国宝だそうです。桃山時代の装飾彫刻を施した、檜皮葺の唐破風門。
唐門


  同じく国宝の御影堂と阿弥陀堂。いつ来てもここの屋根には、圧倒されてしまう。
御影堂

 なんて見ていたら、そろそろ時間が無くなってきたので、急いで戻ります。

 バスで、下賀茂神社までやってきました。ここもそれほどの混雑はない。

 楼門。
楼門


 ここもお伊勢さん同様、21年1度の式年遷宮があるそうですが、建物が国宝のため、建て替えることはできず、本来の式年遷宮ではなくて、修理をするという形態になっているという。

 
神楽殿

  中門を通って、本殿前へ進む。西本殿の端がちらっと見える。
本殿がちらり


 特別公開の大飯殿へも行ってみたのですが、既視感がある。家に帰ってきて調べたら、5年ほど前にも見学していて、自分の頭がかなりさび付いてきたことを実感。

 でも、氷室は新しくできたものです。
氷室
下賀茂神社 (2)


 中はこんな感じ。
氷室の中


 今年のお正月は暖かくて、焚火はあまり人気はありません。でも火を見るとなぜか吸い寄せられてしまう。
暖かい


 ここからは、バスに乗って八坂の塔の近くに移動します。

 さすがに、八坂のあたりは人が多い。
八坂のあたり


  塔が目の前に。
八坂の塔が

  この辺りは、本当に風情がある。
町や


  今日のお昼は、昨日の鮒鶴さん同様、登録文化財の建物で営業している、「アカガネリゾート京都東山」さんでいただきました。

  どこをとってもおしゃれな雰囲気です。
 
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  お庭
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 カフェもあるようです。
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 入り口の天井。クジャクの織物。
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 お正月ランチコースとある。

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  この後は、いったんホテルに帰り、夕食までの時間は自由時間です。

  相方は、プールで初泳ぎをするというので、私は、お東さんと渉成園に行ってみることにした。
  


 今年の大みそかは、パートナーと一緒に、京都、奈良での年越にしました。
おいしいものとちょっといいホテルに泊まりたかったので、現地集合現地解散のツアーに申し込んだ。 

  京都集合で、シャトルバスでホテルへ行くはずだったのだが、なんとバスが事故にあってしまい、徒歩での移動となった。

  ホテルの到着後、すぐに、建仁寺へ専用バスで向かうはずだったが、
かなり出発が遅れ、現地に到着したのは、閉館まで1時間ちょっとという時間。建仁寺は初めてではないし、まあいいかという感じだが、せっかくならもう少しじっくりと回りたかったのが本音です。
建仁寺へ

建仁寺


 京都最古の禅寺で、祇園の近くにある臨済宗建仁寺派の本山で、栄西によって開山された。建仁2年(1202年)創建なので、寺名が建仁寺。
 栄西は、中国からお茶の種を持ち帰り、日本で栽培することを推奨し、茶祖としても知られている。


 俵屋宗達の傑作として知られている、「風神・雷神図」はこの寺のものではあるが、現在は国立博物館にあるので復元されたものが飾ってありました。
 
宗達の風神雷神


 潮音庭
潮音庭

 京都は、とても外国の方が多いが、着物姿の2人。じっとお庭を見ています。
正月らしい


 方丈をぐるっと回るように進んでいく。こちらのふすまは、型染のふすまです。
型染めのふすま


 金澤翔子氏の書がありました。この人の字好きだな。
金澤翔子氏の書


  方丈前の庭園。枯山水の大雄園。
枯山水大雄園


  海北友松によって桃山時代に描かれたふすま絵も、方丈にはあります。
  竹林七賢図
竹林七賢図

  最後は、法堂で、天井いっぱいに描かれた双竜図を見上げる。
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  建仁寺を出て、歩いて六波羅蜜寺へむかう。このお寺さんは、初めてだし空也上人が口から6体の阿弥陀を出している姿の像をぜひ見たいと思っていた。けれど、ここも閉館間際ということで、ちょっとせわしなくて残念。

  六波羅蜜寺。951年、上人によって開創された。当時京都に流行していた悪疫退治のため自ら11面観音を刻み市中を引き回したという。観音像は、秘仏なので見ることはできません。
六波羅蜜寺

  平家時代には、栄えたからということか、平清盛の塔頭がありました。
平家清盛塔頭


  本堂は、1363年の建物を修理したものである。
本堂南北朝時代


 空也上人のほかにも、清盛像など素晴らしい像がたくさん所蔵されています。どれもとてもリアルで、鎌倉時代の仏師運慶たちの腕の見事さを感じられます。

  川端通に戻って、歴史のある建物の「鮒鶴」さんで、今日の夕食をいただきます。

  登録有形文化財だそうです。
登録有形文化財の鮒鶴

  屋上からはこんな感じ。
鮒鶴の屋上から


  塔の部分。
塔の部分


  宴会場の仕切りの格子とシャンデリア
シャンデリア

 おなかがいっぱいになったところで、まずは平安神宮に向かった。ガラガラの境内です。
年の明けない平安神宮

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  大みそかの締めは、八坂神社。おけら参りというものを一度してみたかったのだ。新年まではまだ少し時間があるので、それほどの混雑もない。
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  縄を打っている人から1本買って、自分で、決められた場所で火をつけます。くるくると回すのだが、コートに火の粉が付きそうでちょっと怖い。
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おけらまいりしました

  外に出るときには、火を消すようになっていた。昔は、家に持ち帰った火で雑煮を作ったりしたという。

  市バスで、京都駅まで戻り、そこから歩きでホテルに戻ってきました。火の消えた縄は、家に持ち帰ってどこかに飾っておこうかな。
縄

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