ずいぶん近くまでやって来て、置いてあったリュックのにおいも嗅ぎだした。

　しばらくうろうろしていたが、満足したのか母親に呼ばれたのか、帰っていった。

　これくらい、コギツネの大きさはちがう。

　海に向かって開けている断崖は、キツネたちのお気に入りで、何度もやってくる。





　近くには、パフィンのくちばしだけが残っていた。さすがにここは、固くて食べられないようだ。

　　ここから見える風景。風もなく音もなく、ただただ穏やかな海でした。





　　この旅で最後に出会った動物は、やはりトナカイでした。雪の上に座って、体を冷やしているのでしょうか。

　ここを下って海に向かいます。


　ポラリスは、この後ロングイヤービーエンの港に入港して停泊し、

　我々も、そこで最後の船での夜を過ごし、翌朝朝食後に上陸します。

　

　　

　流れている川を渡れれば、氷河の上を歩けるのだが、流れが速いのでちょっと無理そう。気温によって上流の氷が解けていると時間差で、この辺りの水かさが一気に増えるので危険だという。

　　で迂回して向かうことに。結構深い雪の中を歩いていく。長靴はこういう時本当に便利だ。


　　対岸の氷河

　　もう少し歩いていく。川の流れる音がして、氷の下の方から勢いよく水が流れ出ているところが見える。

　　結局、氷河の上を歩くことはできなかったが、船に戻ったころには、素晴らしい天気になった。

　　午後からは、最初に上陸してコギツネに出会ったあの場所にもう一度向かいます。

　　あまりに近すぎて、うまくスマホを扱えないというトホホな状況になってしまった。

　　そうだ、動画だ。

　　


　　あせって、みっともない画面になってしまった・・・。


　　この間、息も止めるような感じだったので、あの子たちが離れていったときには思わず、深呼吸をしてしまった。

　　あこがれていたホームページの写真、自分も体験できました。