城からも駅からでもタクシーを利用するか、車なら中津万象園は、近いのだが交通機関を利用するには、JRの駅まで行って、讃岐塩屋駅で下車。そこから15分ほど歩くしか手段はない。
ものすごく暑いので、誘惑にかられそうになったが、そこは我慢して駅に向かう。
途中通った商店街は、ちょっと寂しそうでしたが、こんな立派な家が残ってしました。

工業地域の中を歩くこと15分ほど、目指す万象園はありましたが、楽しみにしていた絵画館は、展示替えの最中で閉鎖していてがっかり。
陶器館だけを見て回りました。

現在のイラン・イラク地域を中心とした紀元前2500年くらいから13世紀頃までの彩文土器や陶器・ガラス器などが展示されている。


中津万象園は、元禄元年(1688)京極2代目藩主高豊侯により、丸亀藩中津別館として築庭された。
約15000坪の園内には、たくさんの松が植えられ、庭の中心には、京極家先祖の地である近江の琵琶湖をかたどった八景地を置いてある。
近江八景になぞらえて、帆・雁・雪・雨・鐘・晴嵐・月・夕映えと名した8つの島を配し。その島々を橋で結んだ秋有識の大名庭園である。敷地内には、陶器館・絵画館の他にうちわミュージアムもあり、うちわの制作過程や展示などを行っている。

回遊式なので池の周りをぐるっと回れます。

雨から雪へ

晴嵐を臨む

池の向こうに観潮楼の母屋の屋根が見えている。


雨から雪へ

晴嵐を臨む

池の向こうに観潮楼の母屋の屋根が見えている。

晴嵐の筆海亭。高くなっているので、腰を掛けて眺めを楽しめるようになっている。

赤い橋の観月橋。

観潮楼は、江戸時代後期に建てられた茶室で、現存最古の煎茶席といわれているんですって。入母屋作り中2階の高床式で、名前の通り、ここからは潮の満ち引きが見えたという。

この立派な松は、大傘松(千代の傘松)で、樹齢630年余と言われ、1本の松の枝が直径15mに渡って大きくひろがっている。


伏見稲荷の鳥居を連想する百本鳥居。

水蓮の形をした飛び石が配置されていて水蓮橋と説明書きが・・・おしゃれだね。