今回は、ゴッホと静物画に特化した展覧会でした。
37年の生涯の中で、約850点の油彩を描き、そのうち静物を扱ったものは、190点に上るそうだ。
展覧会では、ゴッホの作品だけではなく、先人たちから彼が何を学び、自分の作品にいかに反映させていったか、次世代の画家たちのどのような影響を与えたかを探るのが主題だという。
朝から雨が降っていて、肌寒かったが、会場はそれほどの混雑もなく、ゆったりと見て回ることができた。
ほとんどの作品が撮影できたのもうれしかった。
どくろの絵は初めて見た。
青い花瓶に生けた花。
野ボタンととバラのある静物。背景の黒っぽさが印象的。いわゆるゴッホぽくないタッチのような気がした。
バラとシャクヤク。
モネの作品、グラジオラス。同じ雰囲気で2点を描き上げている。何となく日本ぽい感じがする。個人的には好きです。
美術館所蔵のひまわり。今回は、ずいぶん近くで見ることができた。
大好きな、アイリスもやって来ていた。
このようなトルソーを描いたものも・・・。
履けそうもないような古靴。蚤の市で買ってきたものを天気の悪い日にはいて汚してから描いたという。
玉ねぎの芽が伸びてしまっているのは、何か意味があるのだろうかと考えてしまった。明るい色彩でまとめられている・
大切な友人だったゴーギャンの絵2点。
この絵を描いたころゴーギャンは、不幸なことが重なっていたらしいが、赤い花の絵からはそんなことは感じられない。