好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:兵庫県 > 丹波篠山

 
 お堂から外に出た瞬間まぶしくてくらっとする。
本堂に向かって紅葉を眺めるのが表もみじで、本堂側から紅葉を眺めるのが裏もみじと教えてくださいました。
 
 うらもみじ
 
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 本数がたくさんあるというわけではないのですが、1本が枝を伸ばしているのでとても豪華に見える。
 
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 この寺は、神仏習合の祈願時なので境内には、弁財天・稲荷・大黒などの神様も祀られている。
 
 
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 三山の最後は、宝橋山高蔵寺です。ほうきょうざんと濁って呼ぶ。
この寺も、明智光秀の丹波攻めで焼失してしまったが、1592年に再建されたという。
 
 この日は地元の人達の行事が催されており、屋台や野菜などのお店が出ていた。
地元でとれた落花生や黒豆などを試食させてもらう。
 
 豆がとても大きくておいしい。
 
 私は、きのこ(シイタケとシメジ)を買いました。田楽までごちそうになりなんだかとても恐縮してしまう。
 
 他にもサプライズがありました。これから「餅まき」を行うのでぜひ参加して下さいとのこと。
「餅まき」なんて、久しぶりです。
 これは案外燃えるのだ・・・(^^♪
 
 正面の一段高くなったところにおぼんさんとお坊さんが登場です。何やら相談しています。
 
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 相談がおわったようです。
 
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 餅まきが始まりました。皆必死です。私も踏ん張って四個ほどゲット。汚れないように一つづつ袋に入っています。
 
 あっという間に終わってしまった。よく見えないおぼんさんは、おぼうさんに教えてもらって投げていました。
 
 終わってほっとしたところ、「よくやったね」というように手を差し出した。ご住職もニコニコされています。
 
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 ホッとして、すわろうととしているところにカメラを向けたらポーズをとってくれました。ごめんねえ・・・。
 
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こういうかぶり 物大好きです。本当は自分がなかに入りたい。(*^_^*)
クマモンもひこにゃんもフナッシーもいなりんもだいすきだあ!
 
 
 参道を奥の方にすこし歩いて行くと本堂と鐘楼と文殊堂があります。
山には手入れの行き届いた杉の木が整然と立っている。
 
 こちらの紅葉は、文保寺と同様すこし早いようです。
 
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 本堂への階段。本尊は、11面観音で秘仏になっており、33年に1度御開帳されるそうです。
 
 
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 本堂。1714年の建立。
 
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 こちらの鐘楼は、大山八景の一つに「高蔵寺の晩鐘」として数えられているのだとか。
傾いてゆく光を背にして・・・・。
 
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 杉林の中の紅葉もなんとなくいいな。
 
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 三山を回ると最後に「もみじ三山朱印」を頂けます。
 
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 こうして帰路についたのですが、帰りも渋滞にはまり家の遠いこと!
高速を降りて、旧国道一号を通ったり、湾岸線におお周りしたりと大変でした。
 
 バスが、お寺を離れる時には、地元の方々が手を振って見送ってくださりとてもうれしかった。
この日は久しぶりに暖かな日よりだったのだが、心の方もほっこりさせていただきありがとうございました。
 

 
 今年は、紅葉を訪ねてきました。
近年は桜は夢中になって必ずお花見に行くのに、紅葉の方はご無沙汰だったのだ。
 
 で、ちょっと遠いかなと思ったがまだ行ったことのない土地でもあるし、イタリアンレストランでの「地のものを使ったランチ」という言葉にもひかれてでかけてみた。
 
 朝7時40分に、出発して途中四日市を過ぎたあたりで早くも渋滞にはまってしまった。
丹波に行くのには、名神を使うとおもっていたのだが、いまは新名神を使うんだ。
 
 三重県方面は、今は鬼門である。慢性的に渋滞するのにお伊勢さんのお参りが重なって渋滞がひどくなっているからだ。
兵庫に行くのに、三重県で渋滞にはまるとは・・・・(>_<)
 
 結局4時間近くかかって目的のレストランに到着した。道路わきの畑では。名産の黒豆の収穫が行われていました。おせちに使う黒豆は、これからが需要の最盛期を迎えるんだろうな・・・。
 
 
 レストランは古民家を利用したもので、雰囲気もあるしお料理も丁寧に作られていました。
 
 
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 おなかも満足したところで、バスで10分ほどのところにある松尾山「文法時」に向かいます。まつおさんでは無くてしょうびさんとよむ。
 
 田舎の農道の細道をバスは進んで行く。こういうところさすがプロだなあと感心してしまう。
 
 文保寺楼門・・・鎌倉5山の建中寺の楼門を模して造られたものだが、明智光秀に攻められたときに焼失してしまい、現在のものは天正末期に建てなおされたものだという。
 
 
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 現在は、3つの塔頭寺院が残されている。645年、法道仙人によって開かれた。仙人は、インドより中国を経て日本に仏教をつたえたと言われ、瀬戸内海を経て加古川流域の播磨・丹波に200ヵ寺以上の多くの山岳寺院を開いており、特に天台真言系の寺が多いそうだ。
 
 今回訪ねた3つの寺院も天台宗のお寺だった。
 
「松尾山文保寺」と称されるようになったのは、文保年間に勅額を下賜されてからの事である。
 
 鐘楼・・・自由につけるのでならしてみました。
 
 
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 肝心の紅葉の方は、まだちょっと早かったようです。
 
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 隣の敷地には、神社もありました。大みそかや元旦には賑わうのでしょう。警護の人の詰め所がありました。
 
 二村神社
 
 
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 次に向かった安泰山大國寺の方は、モミジが見ごろになっていました。(^O^)
 
境内に入ると大きなモミジの木が迎えてくれます。
 
 
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 紅葉もいいけれど、住職さんの説明をまず聞いてくださいということで、本堂の中に招き入れられました。そりゃそうですよね・・・・。
 
 本堂は、禅宗様式と和様式を折衷した建物ということで鎌倉末期から室町初期に建立されたと推定される。国の重要文化財に指定されている。
 内陣・中陣が、唐様(禅宗様式)で外陣が和様式で中に入ると違いがはっきりわかる。
 
 本堂内部から紅葉を見る。
 
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 内陣の中には、5体の仏像が安置されており、本尊は薬師如来だ。「一仏三身」を表し、薬師・大日・阿弥陀の三仏を表している。
 
 藤原時代のものでこの金色の光は当時のものだという。埃を払うとやばいので、掃除はしないと言っておられた。
 
 左右に後年据えられた大日・阿弥陀の二仏の脇仏がある。
もともとは仁王門もあったそうで、持国天と増長天がおさめられていたのだが、門がなくなった後は、本堂におさめられている。
 
 
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 仏様をじっくり拝んだ後は、今度は紅葉をゆっくり鑑賞しましょう。
 

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