好きなもの・・・猫と旅と・・・

旅と猫が大好きです。 それに関係して、マンホールの蓋や乗り物、建築、ダムなどにも興味を持っています。

カテゴリ:西ヨーロッパの国々 > 南仏・プロヴァンスの田舎道を歩く


 最終日です。

 風がとても強く吹いていて、ひょっとしたらクルーズ船は出航しないかもといわれた。


 なるようにしかならないので、朝の散歩に出かける。 


  まずは港の方へ・・・。
小さな港町

  


  港から見た朝の城。


港から見た城



  行ってみたいけれど、道がよくわからない。



  中心位に位置している公園にやってきました。


公園



  ミュージアムもあるようですが、時間が早すぎてしまっている。


  ちょっとおしゃれな郵便局。


カシの郵便局




  警察署とは思えない建物。


警察



  人のいない朝の通り。

人のいない朝の通り



  配達の車は朝が早い。

配達の車




  魚屋さん。

魚屋さん



  出航時間は、10時だったのでとりあえず港に行ってみることに・・・。


  チケット売り場の人に聞くと、今、船同士で話し合いをしている最中なので、決定はもう少し後になりそうだとのこと。


  となると、ホテルのチェックアウトが11時なので、荷物を中に入れっぱなしにしておくのはちょっとまずい。
  ということで、急遽ホテルに戻り、部屋の中に入れていた荷物を廊下に出す。こうしておけば、清掃に入れるので問題ないという。


  そして、再び港に戻ると、1時間遅れの11時に出航が決まった。クルーズの所要時間は、約1時間なので戻ってくるのは正午頃になりそうだ。

  この時間には、すでにメールがエミレーツから入っていて、ドバイ行きのEK078便は、大幅なリレイが決まっていた。

  でも、その後にやってくる大変な事態までは想像もしていなかった。



  11時少し過ぎに港を出港。
ようやく出航



 港の外に出ると、風邪も強く、横風も当たるので、大いに揺れる。

  氷河期と地殻変動によってできたという、入江を船はめぐっていくのだが、入江は穏やかなのだが、外海に出ると風の影響をまともに受けるので、時には海水のシャワーも!


  
カランクをめぐるクルーズです



  様々なカランク(入江)がありました。

  
水門?



  石灰岩なので白くてきれい。


白い石灰岩



  空のあお、海の青。

奇麗





 半島のように突き出ているところも。崖に沿って、歩けるようになっているらしく、いくつかのグループの人達が歩いているのが見えた。

  
突き出ている



  岩山の島?


石灰岩の島だ



  次のカランクへ。

入江から出る





緑と青と白



 ちょっと崖が高いカランク。


断崖



 出ていく時、海が光っていた。

光る



 町が見えてきた。

町



 海の方から見たお城。

城が見える




 港の入り口。


港に戻ってきた (1)



  戻ってきました。
海から見たところ (1)


  よく揺れたねえなんてしゃべりながらホテルに戻ってくると、荷物はすでにロビーに集められていた。

  いらない荷物をスーツケースにしまい、ニースの空港に向かって出発です。


  1時間ちょっとで、空港に到着。ここでガイドとドライバーさんにお別れを告げ、出国。


  結局、ドバイ行きの便は、2時間半遅れで離陸。ドバイに到着した時には、午前2時20分でした。


  ここで、成田組と関空組に別れ、それぞれのゲートに向かう。


  成田組は、大幅に遅れたもののともかく出発できたのだが、我々は・・・・。


  荷物の方は、5日遅れたものの無事届き、本当にうれしかった。戻ってくるのか疑心暗鬼になっていたからなあ・・・。


  


 今日は、ワインの産地として有名なローヌ渓谷を歩きます。

 フランス人には、これがレースのフリフリに見える様で、名前もダンテル・ド・モンミライユ山脈と言います。ダンテルとはレースという意味。 

  この麓、ブドウ畑を見ながら、ワインで有名なジゴンダスを目指す。



ダンテル・ド・モンミライユ山脈



 今日はあまりアップダウンの無いコースなので、のんびりと虫や花をめでながら歩く。
  

チコリの花




ハンニチ花



  葡萄畑が現れた。

山のふもとに広がる葡萄畑



  ここの木は、かなり大きくなっています。背も高い。

  エニシダに似ているけれど、ちょっと違う。


奇麗だね






 
葡萄畑を見ながら



  後方にちょこっとみえているのは、昨日登ったモン・バントゥです。

彼方後方にモン・バントゥが



 見晴らしのいい展望台がありました。
段々畑。

段々畑



 手前の畑も葡萄畑だ。
 
展望台から





 展望台の下で、お弁当を食べ、もう一歩き。


  ジゴンダスの城が見えてきた。


ジゴンダスの城



  ワイナリーでの試飲を予約しているので、それまでの時間はジゴンダスの村を散策した。

  教会は閉まっていて入れなかった。

ジゴンダスの教会



  ほんとに小さな村で、アッと居間に抜けてしまう。

  
ジゴンダスの中心地辺り




ワイン畑が4割ほどを占めている (1)





ワイン畑が4割ほどを占めている (2)



  ワイン屋さんの看板。


ワイン屋さんの看板



  ジゴンダスワインの瓶が並べてあった。

ワインで有名



 村の面積の4割以上が葡萄畑のワイン村です。人口は600人程。
ジゴンダスの村のブドウだけで生産されているのが、ジゴンダスAOC。ほとんどが赤ワインだという。

単一産のワイン



  ワイナリー。ショップだけの見学でした。

  
ワイナリー



  購入した人もそうでない人も。


  この後、車は、地中海に面したカシの町に向かう。途中、スーパーに立ち寄り好きなものを購入。私は、ハードタイプのチーズの塊を2種類買いました。

  本当は、ソフトも買いたかったけれど、温度のことを考えると勇気がない。

  日本への便があんなに遅れることは予想できなかったけれど、結果的にはハードで良かったです。ハードでもぎりぎりという感じでしたもの。

  

  地中海は、ひかりが違う。まぶしいほど太陽が降り注ぐ。


  夕食は、港の近くのレストランでブイヤベースをいただきます。

  

カシの港



  ブイヤベース。魚からとったスープにこれらの魚を浸して食べます。


ブイヤベース (1)

 魚の種類は、カサゴ、アンコウ、アナゴなど。イメージとはかなり違っている。白ワインでいただきましたが、ちょっと臭みが残っているのが残念。魚好きの人にはたぶんぴったりの味だと思う。



 ホテルに戻る途中、希望者のみノートルダム・ド・ナザレ大聖堂で降ろしてもらう。 

  
ナザレの聖母大聖堂




  11世紀に、古キリスト教の建物の敷地に建てられ、12世紀に改築されたもので、プロヴァンスのロマネスク様式の優れた例だそうです。

  建設の際に、古代の遺跡が再利用されたのが特徴だ。


  そして、世紀の後半、トゥールーズ伯爵の命令により、それぞれの所有物による司教との対立があらわになり、城となる伯爵の塔が建設され、13世紀には、新しい上の町が建設された。


 そして、上の町にも教会が建てられたが、


  1897年に礼拝がこの教会で再開されると、上の教会は閉められる。


 
11世紀頃の創建


 
 古代遺跡のものを再利用。
ローマ遺跡の上に建てられた (2)

  
 回廊が付随しています。
   
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回廊







アーチが美しい





鐘楼と回廊




 回廊に置かれていた像。


回廊にあった像


  
 顔がない。

顔がない



 シンプルなロマネスク様式の礼拝堂。

ロマネスク様式



 鐘楼部分。
  
建物の背後部分






 教会から歩いてすぐのところにあるローマン遺跡。

  
ローマ遺跡



  ヴィラッセの遺跡は、フォーラム・商店など、古代ローマの町の主要なもので構成されている。


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ヴィラッセの古代遺跡




アーチ





  遺跡の背後にある大きな建物は、富裕層向けのもの


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 歩いてホテルまで戻り、改めて上の町の城を訪ねた。

  
中世の町の城


  中に入ることはできず。

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  お城からの眺め。

お城からの眺め



 今日の夕食は、日曜日ということでレストランが開いておらず、ピザになりました。


 久しぶりのピザは、新鮮でおいしかった。



 今日は、プロヴァンス地方最高峰のモン・ヴァントゥに登ります。


 その前に、アッパータウンの中世の街並みをちょっと散策してみました。


 1195年、トゥールーズ伯レイモン6世によって築かれた城のふもとに広がる、約3ヘクタールの不規則な路地の町だ。


 石畳の道幅は狭く、車の入れそうもない道もある。

アッパータウン、中世の町


下の町も支配していた

 


中世の城のふもとに造られた




  
水飲み場




落ち着いた狭い路地



  赤いドアの家。


赤い窓の家




  煙突のある家。

煙突のある家



  朝の下の町。
下の町




 新しい郊外の家。


新しい郊外の家



  16世紀頃の家を利用して・・・。

古い家を利用して



 
 宿泊しているホテル。

宿泊したホテル



 8時半、ホテルを出発。


 モン・ヴァントゥのふもとのスキー場のあるモン・スラン(標高1400m)から歩き始めました。
最初の内は、標高を稼ぐことは全くなく、モミやカラマツの林の中を進んでいく。
 
  リュベロン山地の西側にたつ、独立峰で、標高は1912m。山頂部は風が強く、ミストラルの季節ともなると風速45mをこす風が吹き荒れる。

  この日は無風状態だったのは、運がよかった。


  フランスの自転車レースの最高峰、ツールドフランスの舞台としても有名である。


  かなり大回りをして、林が無くなり、足元が石灰岩の瓦礫になるころから、徐々に標高を上げていく。

  遠くはアルプスがぼんやりと見えてきた。運がいいと、モンブランが見えるというが・・・。

アルプスが見える




 
モン・ヴァントゥに登る (2)





  気を付けて登っていきます。

モン・ヴァントゥに登る (1)



  立ち止まってみると、

ちょっと怖い



  トラバース。


こんなとこ通ります



  お昼少し前に、尾根に到達。ここで昼食をいただきます。

登り切ってお昼ご飯



 とはいっても、木陰は無し。低木のそばで日陰を探す。

 雪が残っていた。
雪が残っていた



 遠くから白く見えていたのは、雪と石灰岩でした。

 頂上には、気象観測所の建物が見える。

新しい気象観測所



 あそこ迄行かなくては・・・。もうひと頑張り。平らになったところに、車が待っていてくれました。背中のリュックを預けて、頂上を目指す。

 そして、ほぼ頂上。

頂上付近から見たところ




 黒い建物は、今は使われていない陸軍の観測所ですって。

新旧の観測所




 昆虫記で有名なファーブルは、この山を庭のように何度も登っていて、「自分はこの山の生き字引」だといっていたという。



  頂上からの眺め。
頂上からの眺め (1)




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 天文台かしら?

天文台らしい

 
 それにしてもフランス人の自転車好きは相当なものだ。よくこんなところ登ってくるよね。


  帰りは車で一気に降りてきました。



 修道院迄の写真が全然残っていないので、まあり楽しくなかったのかも・・・・、フランス空軍が編隊飛行していて、うるさかった。


 イランも攻撃されたというし・・・。


 ガイドさんによると独立記念日が近いので、その練習じゃないかとのこと。



 リノベーションが終わったという修道院が見えてきた。屋根は、こういう色の石を加工したのかしら?


 
リノベーション下修道院

 

  ラベンダーで有名な修道院ですって。大量のせっけんやラベンダー製品が売られていたので、「どこで製品化しているのですか?」と聞いたら、「これっぽっちの畑で、間に合うわけないでしょう。どこかの工場よ」と帰ってきた。確かに・・・・。


  私は今まで訪ねてきた修道院を連想して聞いたのだが、ここは違うようです。


  
ラベンダー畑とセナンク修道院



  案内図。

案内図




  満開!

一本桜みたい


  ガイドはおらず、タブレットを渡され、それに沿って進んでいきます。多国語に対応されていてスムーズに進める。

  ロマネスク様式・

ロマネスク様式





 地下の礼拝堂。

礼拝堂 (1)



礼拝堂 (2)



  回廊。


回廊



  禁欲的な生活を送るシトー派の建築様式を今に伝えている。1148年に創設された修道院です。


セナンク修道院




マーク



  ここからは車で一気に、ホテルのあるヴェゾン・ラ・ロメーヌに向かった。
車は楽だね。


  ヴェゾン・ラ・ロメーヌは、ローマ遺跡のある下の町と城のある中世の上の町に分かれていて、我々のホテルは、上の町にありました。


  
ヴェゾン・ラ・ロメーヌ


  少し休んで、町の散策がてら夕食に向かう。


  しばらく見なかった時計台。

時計台




 水飲み場。


水飲み場



  崖のところで咲いていた藤。きれいだ。

藤の花



  
中世の町




 川沿いに建つ下の町の家。右手に見えているのがガロ・ローマ時代の橋。
  
下の町





 現代の下町と、中世の上の町を結ぶように架けられている。紀元1世紀に建てられ、岩の上に固定されている。1840年に歴史的建造物に指定された。


ローマ時代の橋



 何年か前の洪水で、橋は水をかぶってしまい、この辺りの建物も真ん中の窓の辺りまでつかったそうです。

川岸の家



 橋のふもとには、2つの大戦でなくなった方々の名前が刻まれた碑がある。


戦死者の碑



  今日の夕食はちょっと早く、18時の予約。下の町が見渡せるレストランでした。
つかわれている食器がともかくおしゃれ。

  水差し
おしゃれすぎるレストランの食器 (1)





 銘々の水用のグラス。模様が違います。

おしゃれすぎるレストランの食器 (2)



  今日のワインは、ロゼ。人生で一番おいしいロゼでした。


 今日は、フランスで最も美し村と称されている、リュベロン地方を代表するゴルドの村を訪ね、そこからハイキングで「セナンク修道院」に向かう。 


  まずは車で、村が一望できる展望台に到着。ガイドさんによると、ここはものすごく別荘としての値段が高いそうで、マルセイユなんかより高いんじゃないかとのこと。

  リュベロン地方特有の丘の上に向かって村が作られていて、緑の木々や花々に囲まれた石造りの家が整然と並んでいる。その様子から「愛の巣」と呼ばれている。

  
最も美しい村ゴルド遠景 (3)




  お城の横から村の散策開始。


  ゴルド城。1031年には、この場所にあったという記録があり、城塞化され村を守ってきた。16世紀になると、プロバンスの有力貴族によって拡大化され、牢獄、倉庫、親衛隊の宿直所として使われた。

 現在は、美術館として使われているようです。ゴルドは町は、現代アートにもあふれているのだ。



 
城



 城の下は、通路になっています。

近道



 一番こんもりしている辺りはこんな感じの交差点。

ゴルドの中心辺り




 サン・フィルマン教会。
13世紀に建てられた基礎の上に、18世紀の建物が建っている。村の守護神、サン・フィルマンに捧ぐ。

 
ゴルドの教会 (1)



パイプオルガン



 坂道に沿ってかわいらしいお店屋さんが並んでいる。
パン屋さん。
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 壁の絵は、アートの村の象徴でしょうか。



アートの村 (1)




 お土産屋さんにも。

ここにも



路地



  カラードと呼ばれる石畳の坂道を下ってゆく。実際に住む人は大変だろうなあ。

下る

  
 段々畑。

DSC04050



 この地方独特の石積みの向こうに・・・。

塀の石積み



 展望台より低い位置で見た村の全景。

DSC04055



 がやがやと写真を撮っていたら、この家の住人が戻ってきました。良いものを身に着けた紳士です。

住人が返ってきた



 カラヴォン谷の真ん中あたりにいるので、登ってゆきます。

 日本では見たことがない。テレビンノキらしい。ものすごい花粉が出ました。

テレビンノキ (2)



  少し離れた場所にある、ヴィラージュ・デ・ボリ。17世紀に開かれた集落跡。かつては400人を超える住人が住んでいて、農業を営んでいた。19世紀中頃まで利用されていたが今は廃墟になっています。
  
石造りの家 (2)



石造りの家 (1)



 ここから歩き始め、3時間半ほどで修道院に着く予定です。


ここから3時間半ほど歩く

  


  石垣も様々な積み方がされていて、見て歩くのも楽しい。先がとんがったものを上にしているのは、オオカミ除けだった名残です。

  
様々な石積み


 山歩きの楽しみの一つに野花を見ることがある。 

 ミスミソウの仲間らしい。

ミスミソウの類

  


 調べたがよくわからない。ナデシコ科?
  

ナデシコ科?




 とても小さい花ですが、写真で見ると小型の水仙のようだ。

小型の水仙みたい





  野生のラン。

野生ラン



  クッキーは、ここまでついて来てしまいました。水もないので、自分たちの水を分けたりした。
昼食を我々はお弁当を食べたのだが、彼女にもおすそ分け。本当は体にはよくないのだろうが、おなかが空いているようでしたので・・・・。


  
ここまでついて来た



  頂上にあった標識。

頂上 (1)




  遠くに白い、モン・ヴァントゥが見える。地中海も見えると聞いていたが、よくわかりませんでした。
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 さあ、帰りましょう。一気に下って行き、川沿いの道を目指す。

 有名なレストランで飼われていたヤギ達。

帰り道レストランで飼われている山羊



 これも野生のランだね。

これもランかな



 素敵なものを見つけた。まるで現代アートのようです。植物の生命力を見せつけられた気がした。

アート



 川沿いの道になると、わんこは時々姿を消します。理由はこれ!

  
川にだいぶ
 



 そりゃそうだよね。ずっと付き合ってくれたのだもの。のどは乾くし体は暑い。


  
これがしたい




  この辺の山は、岩山なのでロッククライミングの場としても人気があるようです。


ロッククライミング中



  この日は、人によって万歩計の数字が違うのですが、17㎞~19㎞くらい歩いたようです。しかも標高差もあったのだから、犬ってすごいなあ。




  オーベルジュから歩いて約3000年の歴史があるというビュウー要塞へ向かう。
歩いていくというので、たかをくくっていたら案外遠い。


 ここに集合。一部の客室には、岩山がめり込んでいるそうです。

 
岩山を背後に


  しかも、要塞は山の急斜面に沿って上へ上へと伸びているのだ。

要塞に向かう

 

  ホテルに飼われている、クッキーという黒い犬が我々の前を歩いていく。どうやら道案内をしてくれるようです。たぶん、お客さんをこうして案内することに慣れているのだろう。

 
ホテルの飼い犬クッキー



 突き出た岩山。ローソク岩と呼びたいところだが、私には人の顔にみえる。

 
人の顔にみえる岩





 一番下の部分が一番古い。岩を利用した住居跡。


昔の住居跡




 周りの景色はこんな感じ。

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 我々が、ガイドの話を聞いている間、わんこは一休み。

ついてくるというか先導している


 ここから、上に向かって要塞は伸びていく。

切り立った岩山の上にある


 11世紀頃から作られ始め、12世紀には城壁も建設された。崖にへばりつくように建てられています。貯水槽や教会、食物庫なども残っている。

 
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 教会跡

教会の跡



 
ビュウー要塞 (1)



 サイロのような役目を果たしていた。当時は、蓋がされていたようです。

サイロのような役目の貯蔵庫


 
要塞は上に続く


 
  スリットが入っている。
スリットが入っている




  隙間から矢を放った。

矢を放つ


 複数の門がある。

ビュウー要塞 (2)



 見張り台。

見張り台


 わんこ、どこまでついてくるのだろう。

犬も一緒に登ってきた


  
 下ってゆく。帰りは、秘密の道を通るというが・・・。

門のある壁




 埋まって、アーチ部分だけが残っている。廃墟になった後は、使えそうな石などは持ち出されてしまったという。

埋まっている




  これが秘密の道。岩山を削って階段を付けてある。非常時にここから逃げれるように造られた。

  わんこは慣れているようで、器用に降りていく。

岩を削って造られた階段





 人間は恐怖が勝ってしまうので、ゆっくりと降りてきます。

いわゆる、非常時の逃げ道



  一気にふもとまで降りてきて、小休止。

  改めて、リュベロン山脈の頂上部へ上ってゆく。標高差400mくらいでしょうか。

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